どう考えてもおかしい

 東京都議選は、予想通りに「都民F」の圧勝で終わった。
結果は、民意が示されたわけで、厳粛に受け止めなくてはならないのであろう。
 
 しかし、私が大いに疑問を持ったのは、
メディア、野党を挙げて、一地方自治体の選挙を利用して、安倍おろしの大合唱が吹き荒れたことである。
 
 選挙が終わった後のメディアのアピール、民進、共産、などの国政政党、識者といわれる怪しい輩たちが、いつまでも安倍総理の発した言葉に非難を集中させる。
 秋葉原で土曜日に安倍総理が、応援演説に立った時の異常な光景に、私は唖然とした。
 
 安倍総理がどのような演説を行うのか、しっかりと聞き取りたかった民衆も多かったはずである。
 しかし、「安倍やめろ!」の安倍総理の声をかき消す大合唱。
明らかに、総理の話を封じ込め、「安倍辞めろ」とののしる姿勢で選挙妨害をする怪しい集団。マスコミは詐欺容疑で告訴されている「かご池なんとやら」の100万円を機会があれば返したい。この人物の奥さんの「安倍辞めろ」と叫ぶ姿などをカメラでとらえ、しつこく放映する。
 
 これらの光景に私は怒りを通り越して、情けない想いで心の中が一杯になった。
さらに追い打ちをかけるように、「安倍辞めろ!」の大合唱で総理の声をかき消そうとする連中に対して安倍総理
「このような人たちに、私たちは負けるわけにはいかないのです」
と、言った言葉を取り上げて、
「これは問題発言だ」と、コメンテーターを交えて、総理の姿勢を糾弾する。
 
「安倍辞めろ!」と大声で叫ぶ一派は、明らかに”総理の演説を聞きたい”と集まった普通の民衆の方々の想いを、ぶち壊したのである。
 これは選挙妨害とは言えないのか。
このような民主的な選挙運動の場で、総理の演説をかき消す行為を平気で行う連中に対して、「負けるわけにはいかない」と主張した総理の姿勢を糾弾し、徒党を組んで大声で相手の主張を妨害する手合いの非難は一切しない。
 
 このようなメディアや一部の評論家の姿勢は、どうしておかしいと思われないのであろうか。
 
 菅官房長官にも、マスコミは執拗に食い下がって、この件の責任を追及しているが、本当に間違っているのは誰なのか。