天に向かってツバ吐けば・・・。

 京都府を地盤とする宮崎議員が議員辞職を発表した。
奥さんが赤ちゃんを出産する、夫婦にとって大切な日々が近づくときに、よりによって他の女性と不倫を行う。
 しかも、この人は対外的にはいかにも家族想いの人物であるかの如き発言を度々おこなっていた。
 
 まさに仮面をかぶって、身内も有権者も騙していた不届き者だと言える。
私は、男女のことなどに関しては、大衆が好むような話題、或いは話題作りからは遠い位置で人生を過ごしてきた。
 そのため、このような話題に対してはあまり関心を寄せることは無い。
しかし、この人は国会議員の身分でありながら、人間として最も恥ずかしい部類に入る不貞を働いた。
 国会議員は、常に国民の模範になるべき存在だと言ってよい。
 
 しかも、奥さんが懐妊したことに鑑み自らは子育てに協力する”イクメン”宣言をしていた。
 あまりにも奥さんや身内、有権者をバカにした振る舞いであったと思う。
 
 天にむかって吐いたツバが、見事に自分にブーメラン。
議員辞職はしても、まだ、自民党で次の選挙に未練を残しているようだが、有権者は2度とこの人物を国政の舞台へ送ることは無いのではないか。