朗報!将来我が国は資源大国?

 海洋研究開発機構と高知大は、9日レアメタル資源が含まれる海底の岩石「コバルトリッチクラスト」が小笠原諸島南鳥島沖合の海底5500メートルに広く分布しているのを確認した。と、発表(産経ニュースより)
 
 コバルトリッチクラスト系のレアメタルは、自動車のハイブリットのモーターには欠かせない金属。これまで我が国では生産出来ず100%外国からの輸入に頼っていた。
 我が国はメタンハイドレードなどの海底資源に恵まれ、排他的経済水域を含む面積は世界第6位ととても広大だ。
 
 この広い海底には、レアメタルなどの希少金属、海底油田やマンガンなどの金属など膨大な資源が眠っている。
何しろ深海でのことだから、地上で作業するようにはいかない。
しかし、我が国の科学技術の実力は、さらに進歩して効率よく海底資源を利用できるようになるのではないか。
 
 当然商業ベースで、コストと見合う発掘が要求されるであろうが、今まで資源小国として外国からの輸入に頼らねばならない構図は、少しずつ解消していけるのではないか。
 
 先年、小笠原諸島での中国船によるサンゴの乱獲事件などがあったが、早速中国が国際法など無視して勝手に他国の領海に船を入れ、海底探査を始めるかもしれない。すでに、中国船は四面海に囲まれた日本の領海に姿を現している。
 
 わがくには、深海での作業が容易になる深海艇のさらなる開発。
他国の船による領海侵犯に備えるべく、自衛隊法などの改正を急ぐべきである。
 
 今は海上保安庁が必至で日本の海を守っているが、船や人員などの面からも海保だけでは無理がある。
 自衛隊の予算を増加して、万全の海の守りというものを確立していって欲しい。