これが日本共産党の正体だ

 埼玉県上尾市の市議会で、18日の一般質問の中で共産党の平田通子(59)市議が、陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)の生徒募集の記事掲載を上尾市の広報誌に載せることを中止すべきだと迫った問題。
 
 その中で平田市議は、中止を求めた際「人を殺す練習をしている学校」と発言したことが、24日議会関係者の取材で分かった。
 
 あとで平田市議は、勢いであんな発言をしてしまったが、発言を撤回したいと議長に申し出て、承認され議事録からこの発言は抹消されたらしい。
 
 しかし、いくら勢い余ったとしても、言って良いことと悪いことがある。
高等工科学校は,通称「少年自衛隊」と呼ばれる中学卒業ごの15歳くらいの少年が入学し、高等学校並みの教養を身につけ、国防の基礎を学ぶ学校である。
 卒業生はそのままほとんどが自衛官となり将来中堅幹部として、国防の任務にあたる。
学校の理念は「技術的な職能を有し、知徳体を兼ね備えた伸展性ある陸上自衛官としてふさわしい人材を育成する」となっている。
 
 この学びやで学び研鑽を積む若人が、どうして”人を殺す練習をしている」と断じることができるのか。
この平田市議の発言には、人間としての悪意が満ちあふれており、このような考えを支持者の各位にばら撒いて市議に選出されているんだとしたら、何と恐ろしいことか。
 
 自民公明の与党が成立を推し進めた平和安全法案を”戦争法案”と言葉をすり替えた共産党本部の思考と何ら変わりないではないか。
 
 中国や北朝鮮の脅威がだんだんと明白になっている今日、自国の国防問題は避けては通れぬ厳しい現実である。
将来その国防の最前線で職務を担ってもらう生徒たちを”人を殺す練習をしてきた人間”と言い放つこの議員の、人としてのお粗末さは多くの人々に知ってもらわなくてはならない。