祝 加藤前ソウル支局長
韓国検察は、朴クネ大統領の名誉棄損事件で起訴されていた産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の控訴を断念したとの発表があった。
言論の自由と言う観点からも、国際常識と著しくずれた検察による訴訟。
無罪になるのは当然と思うが、これではっきりと無罪が確定したことはとにかくめでたい。
しかし、この事案での不可解な問題点は、徐々にでも解消されていくのか。
先日もこの件で書いたが、名誉を棄損された側のご本尊、朴クネ大統領の沈黙は続いている。
この人はこの事案について、どんなお気持ちを抱いているのか。
沈黙を続けているので、その気持ちを推し量ることはできないが、何らかのアクションがあって当然ではないのか。
次に、いつもなら言論の自由に対してあれほど大声を上げる、我が国の産経を除くマスコミの態度である。
少しばかりの非難めいたコメントを聴いたことはあるが、単発だし、こと言論の自由に対して勇ましくがなりたてるマスコミが、大騒ぎしなかったのは何故であろう。
