そこまで言って委員会、関東で視聴可能に

大阪の読売テレビが、関東を除くエリアで10年以上高視聴率を続けている「そこまで言って委員会」が来年1月からネット経由で関東でも見ることができるようになりそうだ。
 
 番組は90分のバラエテイ番組であるが、コメンテーターの顔ぶれが毎週面白い。
歯に衣着せぬ左翼の批判。
大手マスコミ特に朝日や毎日新聞、テレ朝、TBSのサンモニなども標的に上がることがある。
 もちろん同業者の批判であるから、あからさまにはしないのだがレギュラー出演者と言ってよい竹田つねやす、長谷川幸洋、金美麗、などに交じり田島ようこなど左翼の論客(?)も出演する。
 
 取り上げる内容は、国内での政治、経済、芸能、スポーツなど多岐にわたりさらに中国や北朝鮮問題、韓国の慰安婦なども大きく取り上げて、論戦を放送する。
 
 司会の辛坊じろうの歯切れの良さや鋭い突っ込みは、聞いていて大変興味ぶかく感じる。
 
 元々、歌手のやしきたかじん冠番組であったが、たかじんが東京圏での放送を嫌い、今までは関東ではリアルタイムでは観ることができなかった。
たかじん亡き後、この問題は少しずつ溶解していくのではないかと考えていたが、とりあえず今回はネット配信で様子を観ようと言うことか。
 
 あくまでバラエテイ番組であるから、論戦の内容も相当砕けてはいるが各ゲストの主張は真剣だし、聞いていて胸の中がスカッとする気持ちにさせてくれることが多い。
 
 TBSのサンモニのように、似通った思想のゲストばかりを並べ、金太郎アメのような意見を聞いてもしらけるばかりだが、「そこまで言って委員会」の場合は中国人の経済人や学者、あるときは共産党の小池氏や穀田氏などもゲスト出演する。
 
 正反対の意見がぶっつかり合って、論戦は大いに盛り上がる。
関東でお暮らしの方には、ぜひ見ていただきたい番組だ。