河野洋平氏は、どこの国の人間なのか…。
産経ニュースは、この時の会見の様子を次のように伝えている。
同時に「南京で虐殺があったことは、日中両国で事実と確認されている。問題は何人殺されたかだ。記憶遺産として残す以上は両国が資料に基づき、議論する必要がある」と強調した。
以上、引用終わり
まずこの人は、「従軍慰安婦の問題で事実の確認もしないまま、朝日新聞や吉田清次という詐欺師のような男の言い分を認め、韓国に謝罪。それにより我が国を貶め世界に多大な誤解を発信する源になったにもかかわらず、国会等日本の公の場に堂々と出て来て、弁明をしていない。
今回も顔を出したのは「外国特派員協会」という組織だ。
この記憶遺産の問題で分担金を停止すると言ったのは、我が国の内閣官房だ。
そこで意見を発表するのがスジではないか。
次に、分担金を停止するというような意見が国内から出ると言うことは、全く恥ずかしい。と断じている。
それでは、河野氏に言いたい。
「本当にあったのか、多くの疑問が残る問題を政治利用した上で、記憶遺産に登録する。この中国の姿勢についてはどう考えているのか。当時は20万足らずしか人口が無かった南京でわずか6週間で30万人が虐殺された。その数ヵ月後には南京の人口は25万人になっていたという事実に対して、あなたはどう思うのか」
明らかに事実ではないことを、世界に宣伝しまくる中国の態度に対して何の異議も唱えず、ウソの濡れ衣を着せられた我が国の態度を非難して”恥”だというこの男の感覚はどうなっているのだろう。
また、南京で虐殺が行われたのは、私も否定するつもりはない。
それは、戦争という異常事態の国同士では、どうしてもこういった悲劇をゼロにすることは物理的に不可能だと思うからである。
これは日中間に限ったことではない。
中東やアフリカでは今日でも、ボコハラムやISなどの組織が、抵抗できない民衆を虐殺したり自分たちの欲望のままに、残虐行為を繰り返している。
古くは、古代ローマ帝国、元のアジア制覇、十字軍の戦い、第1次大戦ナチスやスターリンの圧政、近代のベトナム戦争や中国の文化大革命など、数え切れない争いごとの中、それに関わった国々の兵士や関係者はその戦闘行為の中で、虐殺が行われたことは歴史が証明していると言ってよい。
これは南京の事件だけの問題ではないのだ。
だからと言って、南京で虐殺があったとして、それを弁護するのではなく事実としてあったかどうか、検証が必要だと言うことである。
河野氏も”問題は何人殺されたかだ”と言っている。そして「記憶遺産として残す以上は両国が資料に基づき、議論が必要である」と言っているではないか。
それを中国は自国だけの判断で、政治利用するために世界に向けて大ウソを発信したことになるのだ。
”記憶遺産として残す以上は両国の資料に基づいた議論が必要”なのに中国は我が国との資料の突き合わせも行わず、到底事実とは思えぬ内容のウソを記憶遺産として残した。
河野氏はこのことについてどう思うのか。ぜひ、意見が聞きたいものである。
私たちの孫などは、社会科の授業でこのことを学ぶことになるかもしれない。
その時、我々の祖先は、20万人弱しか人口の無かった南京という中国の町で、わずか6週間の間に30万人を虐殺しました、と教わるのであろうか。
この中国の大ウソについて何の疑問も持たずに、学んでいくとしたらこれこそ、日本人の恥ではないのか。
この河野洋平という男は、我が国には不要な人間である。
このような連中やメディアの一部は、この大きな疑問については何一つ報道のまな板には載せていない。
ただ、日本軍が南京で大虐殺をしたという事実かどうか解らないことを、さもあったかのように報道する姿勢が目立つ。
みんな、”河野洋平の仲間”だと言ってよい。