中国の「孔子平和賞」と村山元総理
それからは、欧米に追い付き追い越せと、学制を引き、教育に力を入れ国民はそれこそ一丸となって、勉学、勤労に励んだ。
それから100年。
話題をもとに戻そう。
今や日本人がノーベル賞の受賞者になっても、国民の間では当然と思う人々が増えていることも事実だ。
しかし、御隣の人口13億を擁する中国では、今年は初めて科学分野の受賞者が出たが、それまでは文学賞や平和賞しか受賞者は出なかった。
そして、今年の栄えある受賞の候補者に、わが日本から中国大好き人間の元総理村山富市氏の名前が挙がったのだ。
彼はこれまで我が国の国防は差し置いて「日本は戦争をしないと宣言しているのに、どうして中国が我が国を攻めて来ようか。そんなことは絶対にあり得ない」など訳の解らない理屈をひねりまわす、反日好中の代表的人物だ。
先月の「抗日戦勝70周年」という行事に招待され、尻尾を振り振り出かける予定にしていたようだが、体調を崩し中国行きはあきらめた。さぞかし、ご本人は残念な想いで一杯だったろう。
中国はこの村山元総理に狙いをつけ、「孔子平和賞」を与えると打診してきたと思われる。
中国は、かっての盟友ソ連の指導者の言葉を、今も使って我が国の馬鹿を人選。
こいつなら中国の為に大いに利用価値があると思う人物を、見事にプロパガンダの道具として使いこなしている。
そして、悲しいことに我が国には、そうした中国の下心に嬉々として従うバカが何人も居るのだ。
具体的な名前は差し控えるが、皆さん指折り思いだせばすぐに何人か頭に浮かぶだろう。
なにはともあれ、孔子平和賞なるものを村山氏が受賞したら良かったのか、辞退して正解だったのか。南京での事件を日本軍の仕業だと、ユネスコという教育や文化の発展を推進する機関を政治利用して、証拠も出せないことで我が国を貶める中国のことだ。
これからも日本との間に歴史戦は繰り返されるだろう。
日本のリーダーたちは、このような暴走国家に負けないような対応を心掛けて欲しい。