新興国の経済は、どのように我が国へ影響するのか
10年前の約4兆ドル(480兆円)が4.5倍に膨れ上がり18兆ドル(2160兆円)となったと、産経ニュースは伝えている。
当然韓国企業も大きな借金を抱えたままで、中国依存度は相変わらず高い。
そうした中、韓国企業38社の格付けの平均値は「ジャンク(紙くず)」と呼ばれる投資不適格級一歩手前の「トリプルBマイナス」まで引き下げられたらしい。
我が国の経済人も、中国経済に注目せよ。世界の経済を動かしているのは中国だ。そのバスに乗り遅れるなと、発言することを耳にするのだが、いつまでも中国に依存する体質から抜け出すことを模索する必要があるのではないか。
昔は、アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひくなどと言われたことがあった。
今では中国上海の株価が下がれば、たちまち我が国の株価指数が影響を受ける。
もともと、共産主義体制を守り抜くことを第一義とする国だ。
そのしわ寄せが我が国へ及ぼさないような知恵を経済人は日夜考える必要があるのではないか。
世界のいたるところで、新興国の代表的な企業が、破たんし始めれば間違いなく日本にもその影響は及ぶであろう。
手遅れにならないうちに対策を講じることはできないのであろうか。