安倍内閣の支持率が、やや向上

8月17日の産経ニュースで、産経新聞とFNNの合同世論調査が、発表された。
 
 それによると、内閣支持率は43.1%に回復。7月の前回調査より3.8ポイント上昇したと伝えている。
 しかし、不支持が45%と、支持を上回っている。
今後、少しずつ支持率が回復していけばと思う。
 
 14日の首相談話に対しては、「評価する」が57.3%で、「評価しない」の31.1%を大きく上回った。
 特に「戦争に何ら関わりの無い世代に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と表明したことには59.8%が「評価する」としたことは、今回の首相談話への国民の気持ちがよく出ていると感じた。
 
今、国会で審議中の安保法案について「必要」と答えた人が58%であったことは、テレビなどで報道されている様子とは、裏腹の結果が示されていて興味深くとらえることができる。
 ただ、今国会で成立させることには、反対と答えた人が56.4%に上ることが気になった。なお、今国会で成立に賛成する人は34.3%であった。
 
 同法案に対する野党の対案については、「必要」と答えた人が78.7%にのぼり、野党がただ反対を唱えるだけで、対案を提出できない野党の姿勢に異議を持つ人が多いことが裏付けられたと言えよう。
 
 マスコミは、反対する勢力の街頭デモやインタビューなどで、安保法案に多くの国民が反対して居る様な様子を演出することに懸命だが、国民は冷静に推移を見つめていることが伝わってきた。
 
 総理も与党も、多くの国民のバックアップがあることを念頭に入れて、粛々と法案審議を進めていただきたい。