過疎、田舎とは言うものの

昨日は、少しオーバーワークで、帰宅しても何もできず早々と床についた。
 
 今朝は起きてから、ゴミ出しを済ませ家庭菜園を見回る。
 
かぼちゃとスイカのツルが、伸び放題でナスやトマトが肩身狭そうに、実をつけている。
 
キュウリはそろそろお終いだが、ナスはたくさんの実が成長して、今夜も焼きナスのディナーになりそうだ。
 かぼちゃのツルの間から、赤い実がたくさん見える。かき分けて近寄ると、真っ赤に熟した直径が10㎝を超える様なトマトがたくさん実っている。
 
実は飯田高原から九重高原にかけては、トマト街道と名付けられているように、木熟れのトマトがたくさん販売されている。
 
ここで、トマトや大根、キャベツなどを生産している農家の人と、親類以上の付き合いをしていて、いつも、帰宅時はトマト、キャベツ、大根、ブルーベリーなどを、売りに行けるほど頂く。
 昨日もいつもの通り、車のトランクは野菜類でいっぱいになった。
 
そして、今朝の我が家での収穫。
さて、これをどうさばくか。気温の高い時期だけに保管も長くはできない。
家内が
「私はこれから温泉に行ってくるよ。そこの仲間にあげて来よう」
「それは、グッド・アイデアだ。そこでばら撒いておいで。みなさん喜ぶぞ」
わたしも大賛成で、野菜の嫁入り先を決定。家内はさっそうと温泉の入浴道具のそばにたくさんの野菜を詰め込んで出かけた。
 
 田舎に住んでいると、寂しさや不便さはあるものの、他人との心の通い合いは密度を増していく。
お互いに情報交換したり、助け合ったりしながら絆を深めることができるのは、その特権かも知れない。
 
 こんなとき、日本人てほんとに良い国に暮らしているのだなあと、しみじみ思うことができる。