田植えの手伝い

今日は家内の実家の田植えの日。
昨夜は深夜に目が覚めて眠れない時を過ごす。
 
3時過ぎに起きだして、パソコンの前でモゾモゾ。
結局、4時半ごろ眠りに就いたが、6時に起床。
睡眠不足という魔物に身体が支配されたまま朝を迎えた。
 
眠い目をこすりながら、出かける準備に入る。
家内の里までは車で1時間かかる。
 
何とか、約束の時間に間に合うことができ、目の前に広がる田んぼに降りた。
家内の弟が
「昨日までの作業がはかどって、あと一枚を済ませれば良いので兄さんは畦道にすわって監督をお願いします」
と、温かな声をかけてくれた。
 家内の弟は、私と8歳違うのだが、敬老精神が旺盛だ。
 
私は、太陽の光を避けて畦道や木陰に場所をとり、言いつけを守って植え付けの作業の監督に精を出した。
 
今年の作付けは、「ひのひかり」と「つや姫」だ。
今日に残された田んぼは2反(600坪)の広さだが、おもな植え付けは機械がどんどん作業をするので、家内や弟の嫁は機械が植え残したところに”足し苗”をしていくこと。私はその様子を静かに”監督”する。
 
 作業は3時間で終わり、心待ちにしていた昼食の時間を迎えた。
植え付けの終わった田んぼには、どこから現れたのか、大きく育った「カブトエビ」が元気に泳ぎ回っている。
長さが4センチくらいはありそうだ。
カブトエビって、こんなに大きくなるのかと、空腹であることも忘れしばらく彼らの泳ぎっぷりを観察させてもらった。
 
何もなければ、 9月の終わりごろには稲穂を膨らませて、豊作の時期を迎えることができる。
今年も美味しいお米が収穫できることを願いながら、昼食を済ませて家内の里を後にした。
 
 監督に専念しただけだが、真夏日の洗礼を受けけっこう体力を消耗した外出となった。