八重山を見捨てる翁長沖縄県知事
会場のスタンドでは、写真を観る限り外野席はかなり閑散としていたように思えるが、主催者発表では、35000人が集まったらしい。
いつも思うことだが、この人々の大半はよその県からはせ参じたと、ひと目でわかる旗やプラカードを掲げた反日の連中だ。
中には、ハングル文字の旗やプラカードも見える。
ところが翁長沖縄県知事は口癖のように「沖縄の総意だ。沖縄の民意だ」と発言する。
沖縄の民意とは、沖縄以外のところから駆け付けた人たちの気持ちのことを言うのか。わけが解らない。
本島からずっと南の島々で暮らす八重山の人たちだ。
尖閣諸島周辺では、中国の公船などが来る日も、来る日も領海侵犯を繰り返し、漁業を生活の糧にしているこの地域の人々は、困り果てている。
翁長知事は、中国に出かけて愛想を振りまいているが、八重山地方の人々の中国による脅威を訴えたり、抗議したことは一度も伝わってこない。
というより、この男は沖縄の南の地方で暮らす人々のことなどは、頭の隅から消えているのではないか。
それなのに、口を開けば「沖縄の総意」だと声を大にする。
この2紙に対抗するわけではないのだろうが、沖縄の真実を伝えようと「八重山日報」という新聞が孤軍奮闘している。
沖縄本土は、テレてれと基地反対運動をしながら、中国が喜ぶことを実行中で、そこには国土の防衛などの気持ちは、翁長知事と同じでゼロに等しい。本音の部分では沖縄を独立させて中国と手を結ぶ。ゆくゆくは中国の一部になって漢民族に同化してゆきたいとの思惑があるのかも知れない。
一方で、中国の脅威に毎日晒されて、日々の生活もままならない人々が暮らしているのも沖縄だ。
アメリカまで出かけて、基地建設の反対を訴えるという県知事に、この実情をぶっつけてみたいものだ。