韓国は大丈夫なのか?

FNNのニュースによると、韓国の朴大統領が5月20日、ユネスコのボコバ事務局長と会談し、日本の明治の産業革命遺産の登録に、反対する考えを直接伝えたらしい。
 
 今までは韓国の声として、登録反対を世界中にばらまいていたようだが、朴大統領自らが登録反対に言及するのは、初めてとなる(FNN)
 
 韓国大統領府の発表によると
「歴史に背を向けたままの世界遺産登録の申請は、国家と国家の不必要な分裂を招くことだ」と述べ、登録に反対する立場を強調したらしい。
 
 韓国は対象施設の一部で朝鮮人の強制徴用があったとして、反発しているのだが、日本は、
 「申請対象が1850年代から1910年で、強制徴用があった年代と異なる。韓国が主張する問題とは、年代も歴史的な位置づけも違う」
として、22日に東京で日韓の担当者が協議をする予定だという。
 
 私に言わせれば、そんな協議の必要は全くない。韓国の言うように国家と国家が分裂するという意味も解らないし、どこまで日本のすることにイチャモンをつけたら気が済むのか。いや、朴女史の言うように1000年はかかるのではないか。
 
 それにしても、韓国の国家としての立場は大丈夫なのかと、いらぬ世話ながら心配になる。国内の経済問題の行き詰まり。アメリカと中国の双方を見ながらのコウモリ外交。国の内外で信用が失墜していくのに、日本たたきに国の指導者も国民も一生懸命で、気がついたときは、修復困難な状況まで国が衰退していたということにならねばいいのだが。
 
 よその国の産業文化遺産の登録に反対するという、国としての感覚も異常でボコバ事務局長は呆れたのではないか。
 
 良識ある国家であれば、過去にどんな歴史的経緯があろうと、静観する立場をとるのが普通だと思う。
 
 この国には、そんな良識は当てはまらないのか。
最近では通貨スワップの復活を望んでいるとも聞く。
あんなに日本バッシングをしておいて、今更何を言うかと言いたい。