WAZA(世界動物園・水族館協会)残留を決める

6時のニュースで、日本動物園・水族館協会は、WAZAへの残留を決めたと報じられた。
 
日本の多くの水族館では、人気を集めるイルカのショーでは,
和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカを購入してきた。
 
 WAZAはこの「追い込み漁」がイルカを傷つけ残酷であるというのだ。
イルカの追い込み漁で得たものを水族館で飼育するならば、WAZAを除名するとの勧告を受けていた。
 その回答の期限は明日らしい。
日本の関係者は、WAZAを除名されると、今後入手しにくい動物や魚類を購入して展示することができなくなるという危機感から残留を決めたようだ。
 
 今後は、イルカの入手が困難になり、水族館では新しく若くて元気なイルカが手に入れにくくなる。
 
 イルカの追い込み漁は日本だけが行っているのでhなく、北欧の国やソロモン諸島でも似たような手法でイルカ漁をしている国がある。
 WAZAは、そんな北欧の国などには、追い込み漁を止めろとは言わず、日本だけをターゲットにしてくる。
 
 識者の一人は、コメントを求められ、バックにシー・シェパードの圧力があるのではないかと、答えていた。
 日本のイルカの追い込み漁は最近始まったことではない。遡れば千葉県などでは縄文時代にその漁法の跡が見られるらしいし、江戸時代には日本のあちこちで、この漁法は行われいた。
 
 つまり漁業の一つの形を、現在につたえる文化なのだ。
世界のどこにも、人間の暮らすところには、当然であるが文化が育つ。
人類は、お互いの文化を尊重し合い、認め合いながら心を通わせてきた。
 
 ところが、捕鯨とかイルカ漁となると、日本だけを狙い撃ちする。
そこには、お互いの文化を尊重しようという姿勢は全く感じられない。
日本はいじめられやすいのか(和歌山県知事の言葉)
 
食文化にしても、クジラを食べるということには、各国は大声で日本をなじる。
しかし、自分たちの食文化、「子羊の何とかかんとか」などは、全く問題にされない。
 
 どうも日本人はおとなしすぎるのではないか。
私としては、WAZAを脱退しても良いと思っていたのだが…。