外野がうるさい

 ニューヨークタイムスが、安倍総理歴史認識を歪曲しないように、中韓への謝辞、と反省を要求する社説を掲載したらしい。
 
 要らぬお世話である。日本に注文をつける前にお前たちが日本に対して行うことがるはずだ。
 
 アメリカが大東亜戦争が終わる直前に、日本に対して行った無差別な東京都下の爆撃。昭和20年3月10日の空襲だけでも、無くなった非戦闘員は10万人といわれている。
 さらに、広島、長崎への原爆投下。沖縄戦での一般人を巻き込んだ殺戮。全国各地の主要都市のB29による爆撃。
 
 これらの残虐行為を続けたのはアメリカだ。
 
 彼らは戦勝国という立場から、日本ならびに日本軍人を良いように裁き、多くの日本人を戦犯として絞首台へ送った。
 
 このことについての反省、謝罪は全く無く、それこそ上から目線で論評してくる。
 
悲しいことに日本の反日マスコミがこのようなニュースには、すぐに飛びつき大げさに書きたてる。
 ニューヨークタイムスがどこまで調べ、検証して、大東亜戦争の真実に迫ったのか知らない。客観的事実を追い求めて行けば、この新聞の主張はかなり違った結論になるはずだが、初めに日本政府への糾弾ありきで、反論してもそれに真摯に耳を傾ける姿勢はないと思われる。
 
 ときを同じくして、BSフジの「プライムニュース」で。安倍首相は戦後70年のふし目の談話で、侵略と反省の言葉は使わないと語ったそうな。
 これまでの日本の首相が変わるたびに、お詫びと反省を繰り返し述べてきた。総理も言われるように、村山談話を引き継ぐと述べられている以上、さらに屋上屋を重ねるような必要はない。
 
 この安倍談話を聞いて、中国や韓国が、すぐにいちゃもんをつけてくるだろう。
日本のマスコミもそれに呼応するように騒ぎだすことが想像できる。
 
 うるさい外野のヤジは無視して、総理の思いを日本人を代表して談話にしていただきたいものだ。