どうにかならないものか

 昨日は朝から気温があがり、絶好の行楽日和になった。
 
 久しぶりに遠くへ出かけようかと準備していると、家内が
 
「お父さん、今日は駄目よ。山が全く見えない」
 
と、
 
 その声に私も遠くの山々に目を移す。空は見事に靄に包まれ
 
山は全く見えない。
 
 急いで家に入り「本日のPM2,5と黄砂の様子を調べる。
 
 今日のPM2,5が多くて、黄砂が飛来する。外出には適していないとの結論がでる。
 
 黄砂にPM2,5が混じると、有害物質がさらに強力になり私のような気管支の悪い人間は、出来るだけ外出を控えるのが良いそうだ。
 
 PM2,5の微粒子は吸いこむと肺の奥深く沈澱して、2度と外には排出されないのだとか。
 
 結局、外出は取りやめになった。
 
 毎日ではないが、これから5月ごろまでこんな日がたびたび訪れる。
 
 福岡の知人は「福岡ではサンルームを取り付けて洗濯物などをその中に干している家が多いよ」と、教えてくれた。
 
 外に干して衣類に付いた微粒子を取り除くのも大変らしい。
 
これは偏西風がふきつける九州人の定めとあきらめるより策はないのだろうか。
 
 ちなみに、本日の空は昨日に比べてスッキリと晴れ渡っている。
 
 こんな空を眺めると、ほっとするなあ・・・。