日本の場合だったら・・・
今日の新聞によると、韓国国防省報道官は、17日米国が最新鋭の地上配備型
迫撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を検討していることを
中国高官がけん制したことに対し「周辺国が韓国の国防安保政策に影響力を行使してはならない」と不快感を表明した。 (ソウル共同)
新聞では、
軍事分野の交流も含めて中国との関係進展を図ってきた韓国の当局者として異例の発言。だと報じられている。
さて、これが日本であったなら、どうなっていたであろうか。
まず、マスコミが火をつけて、左翼や自称平和主義者などを炊きつける。
盛り上がりを観察していて、配備反対の声が大きいようであれば、さらに煽るように反対意見の論陣を張り、左翼系の識者などを担ぎ出してキャンペーンを張るであろう。平和ボケした連中は煽られるように、配備反対のシュプレヒコールをあげる。そういえば、あんなに反対の声が大きかったオスプレイのことが騒がれないなあ。
朴政権は、米中の狭間に立たされて大変であろうが、常に北朝鮮の脅威にさらされている国防関係者にとっては、自国をどのように防衛したらよいかで頭がいっぱいであろう。
そこへ中国が、内政干渉とも思われるけん制の波を送るなんてことが許されていいわけがない。
中国には、常に韓国は我が国の属国だという意識があるのではないか。
日本の人々もいつまでも平和ボケのままで良いというわけにはいかない。
すぐ近くに中国という覇権国家が存在するという事実を直視して、国をいかにして守れば良いのかを考えていきたいものだ。