第2のクリミヤ半島化?
ミヤンマー北東部での政府軍とコーカン族の戦闘が気になる。
報道によると、中国系のコーカン族の武装勢力のリーダーたちは、
公然と中国や華人社会に支援を要請。
との見方を示しているとか。
中国政府は表立っては、この見方を否定し、ミヤンマー政府を非難している
のであろう。
ロシア化しょうと、いまだに先頭の余韻はくすったままだ。
フランスやドイツの仲介で、一応は停戦合意したものの、この状態がいつまで
続くのか。
結局、プーチンの思うままになし崩し的にロシア化が進むのではないかと、危惧している。
力の強い国が、武力に物を言わせて現状変更を強引に押し進め、ことを荒立てたくない弱腰の西側諸国は手も足も出ない状態だ。
プロパガンダを日本中にふりまき、それに同調する似非平和主義者を増殖していく。
今回のミヤンマーの事件は、中国の野心を途上国の一地方で実験的に行い、
本命の沖縄を中国に取り込むための布石と見ることができるのではないか。
この人々の背後に中国の影が付きまとっていると見るのは、うがち過ぎなことであろうか。
私が残念に思うのは、口では平和、平和を連呼する一部の連中が、闘争心あらわに自分たちの主張を現実化しようとする自己矛盾だ。
そして、それを正義のように受け入れようとする人々。
平和は昔から無防備では守ることができないという簡単なことが理解されない。
ミヤンマーのコーカン族が住む北東部。一度中国に取り込まれたが最後二度とはミヤンマー人としては生活できないことは自明の理だ。
そして、この延長線上に我が国の沖縄問題があることを、日本人は知っておかねばならないと思う。