国境の島の人々の気持ち

国境の島、与那国島自衛隊の監視部隊の配備に関する住民投票が、
 
昨日行われた。
 
配備に反対する町議会の議員たちは、中学生まで住民投票に参加させる
 
なりふり構わぬ態度で、この日に臨んだ。
 
国防に関する判断を中学生に問うという異常さを、平気で実行する連中の
 
頭の中はどうなっているのだろう。
 
 今朝6時前に目を覚ましてTVを見たら、住民投票の結果を放送していた。
 
自衛隊配備に賛成が600あまり、反対が400いくら。
 
私が予想した通りの結果が出て、ホッとした。
 
1500人が暮らす国境の島は、二人の警察官が常駐。わずか拳銃2丁で
 
島を守っていた勧じょうになる。
 
 沖縄本島から与那国島までの500キロの区間には、自衛隊は配備されていない。
 
この間、公海とはいえ宮古島付近や与那国島近くを、中国の艦船が何隻も
 
通過して太平洋に出ている。
 
彼らのやり口としては、はじめは少しずつ、穏やかにと、日本を刺激しないように
 
行動する。その回数を増やしながら相手の出方をうかがい、日本が何もしてこないと判れば、その往来を日常化して今度は日本の領海に平気で侵入を始める。
 
自衛隊の監視部隊はわずか150人ほどで構成されるそうだが、常駐部隊が居るということになれば、かなりの抑止力になるのではないか。
 
与那国の良識ある人々は、島の活性化も、もちろん望んだであろうが、安心した暮らしを確保できる。海に出てもこれまでとは違った安ど感で漁に専念できるだろう。
それを願った結果が出たということで、強引に反対した連中はこの結果を真摯に受け止め中学生まで動員したことを猛省して欲しい。