冬の使者
我が家の庭に、冬になってやってくる小鳥たち。
今年は、早くから「みそさざい」や「ひよどり」が飛んできて、盛んに餌を
ついばんだり、さえずったりしていた。
そのうちに、遅刻常習(?)の「ジョウビタキ」も参加。
私の地方では、ジョウビタキとは言わず独特の羽の模様から
「紋付」という。
この鳥は秋が深まると、毎年姿を現すのだが、何故か今年は遅かった。
しかも、今年は一羽のようだ。いつもの連れはどうしたのだろう。
そして今日、私が待ちに待っていた「メジロ」とキツツキの仲間のなんとか?という野鳥が
庭の木の枝をいったろ来たりしている。
キツツキの仲間の取りは、器用に桜の木を上から下へ移動。木に寄生した虫でも
探しているのだろうか。
私は、早速温州ミカンを二つに切って、庭木の枝に串刺しにした。
メジロはそれを待っていたように、二羽、三和と仲間を連れてついばみに来る。
しばらく、窓から彼らの様子を観察していたら、天敵のヒヨドリが甲高い鳴き声を
響かせて飛んできた。
メジロたちは素早く逃げ去る。
私は外に出てヒヨドリを追い払う。
我が家で毎年繰り返される、冬の行事の始まりだ。