鍋の季節

 九州は朝から冷たい雨が降り続き、気温が上がらない。
 
 風の向きも圧倒的に北東季節風が多くなった。
 
 こうなると、我が家の食事は断然ナベものが多くなる。
 
 チリ鍋、よせ鍋、ちゃんこ鍋とその境目がよくわからない鍋料理。
 
 キムチ鍋やもつ鍋はその香りですぐに区別できるが、よせ鍋とちゃんこをどこで区別しているのか、いまだに判らない。
 
 それでも、美味しい上に温ったまるし何よりも良いのは男の私でも作ることができること。
 
 今日は里山に出かけ、生シイタケ、春菊、白菜、山芋などをしこたま仕入れてきた。
 
 これに、骨付きの鶏肉、近くで生産される黒豚のバラ肉などで出汁をとれば、美味しいよせ鍋に舌鼓を打つことができる。
 
 この中で私が大好きなのは、すりおろした山芋の団子を沸騰したなべに入れて、カボスをたっぷり絞った酢醤油で食べることだ。
 
 今夜は鶏肉と黒豚だけにしたが、この時期の魚も美味い。
 
 とくに地元の海でとれたハモ、ウマづらハギ、小型のフグを入れても美味しく頂ける。
 
 さて、食卓を飾る準備に入ろうか・・・。