懐かしいカメラ
梅雨明けとなって、いろんな持ち物の虫干しをしょうと、日ごろは閉めたままの戸棚の中を整理した。
中から、以前使っていた古いカメラがいくつか出てきた。
キャノンの1眼レフ、F-1とAE-1
さらに、8倍ズームの富士フイルムの撮影機
びっくりしたのは、もう、はるか昔に無くなった「ペトリ」というメーカーのカメラ
これが戸棚の奥に眠っていた。
中を開けてみたら、フイルムの装てん、シャッターの具合など問題なく、まだ使えそうだ。
日本の技術の素晴らしさがこんなところでも見受けられる。
そう思ったら、この古いカメラたちを簡単には処分できそうにない。
今は、デジタルカメラの全盛期。
撮影した被写体をその場で点検できる。
しかも、パソコンやTVですぐに鑑賞も可能だ。
そこへ行くと、アナログカメラは、撮影済みのフイルムを町の写真店に頼み、現像、焼き付けと段階を踏まなきゃあならない。
現代人は多忙だということで、”待つ”という時間の経過を経験することが苦手な人が多いのではないか。
結果をすぐに知ることができるデジタル化された時代。
結果を知るまで、ワンクッションが必要なアナログの良さも捨てたものじゃあないなあ。