なんでもありの世の中とはいえ・・・。
子どもたちにとっては、一年を通してもっとも楽しい夏休みがやってきた。
夏休みには、自由研究や宿題はつきもの。
始まってすぐからこんなことを思うのはどうかと、お叱りを受けるかもしれないが、毎年夏休みが残り少なくなるころになると、宿題を仕上げることに話題がかなり集まる。
ところが、最近は「宿題代行サービス」なるビジネスが注目されていて、けっこう親に人気があるとか。
代行サービスのネット記事を見てみると、
読書感想文は○○円~。自由研究は○○円~、など値段表示が大きく書かれてあった。
こんな業者にお金を払って、わが子の宿題を代行させる親の意識や感覚は、私には到底理解できない。
その結果は宿題と子どもが取り組んだことにはならないし、当然やったことにもならない。
こんな親に育てられた子どものその後の成長はいかばかりかと、他人事ながら心配になってくる。
ニーズが高いからビジネスとして成り立つのであろうが、将来の世の中を想像すると背筋が冷たくなる想いがしてくるなあ。