AKB障害事件に思う

 アイドルグループAKB48の握手会での事件は、起こるべくして起こった出来事だとしか思えない。
 
 不特定多数の大勢の人間が殺到するところでは、その中にどんな人が紛れ込んでいるかわからない。
 
 ニュースなどを聴いていると、荷物検査も適当にしかなされていなかったようだし、バッグの中身のチェックなどは全くなされていなかったのだろう。
 
 どうも、日本人は”性善説”を信頼しすぎるきらいがあって、その結果、危機管理意識が希薄になりすぎているのでは?
 
 他人を見たら泥棒と思えという発想は、極端と言えようが、
 無差別通り魔事件、PCの遠隔操作事件などは現実に私たちの身近で起きている出来事だ。
 
 視野を広げてみれば、他国の脅威にさらrされているわが日本国の防衛に関しても、人ごとくらいにしか考えていない人もたくさんいる。
 
 私たちは、多くの危険にさらされて生活しているのだということを忘れてはならないのではないか。
 
 このたびの事件の被害者になったAKBのメンバーの人、この事件がトラウマになって今後の生活に悪影響が出ないことを祈るばかりだ。