五輪報道

 オリンピックが開催されるたびに思うのだが、マスコミ各社は競技が始まらない前から
 
 やれ、誰それは金メダル確実だとか、今度の五輪は金メダルが誰と誰がとれて、銀がいくつ、銅は・・・
 
 と、騒ぎ立てる。
 
 選手の中には、それがものすごいプレッシャーになって、日ごろの実力が出せずに、
 
 期待に反する結果に終わる、といったケースがたくさんあるように思える。
 
 プレッシャーに押しつぶされる選手は、それだけの力しかないのだと、切り捨てるのは簡単だ。
 
 しかし、代表選手に中には、10代や20代前半の選手もかなりいる。
 
 自分が、10代や20代前半のとき、どれほどのことを成し遂げることができたのか?
 
 と、反論したくなる。
 
 今夜は、フィギアスケートが始まる。
 
 選手の皆さんは、マスコミという外野席の声は無視して、自分の力を出し切って欲しい。
 
 昔のバルセロナ五輪だったか、あれよあれよと記録を伸ばして金メダルを手にした「岩崎恭子」せんしゅのように、結果を気にせずに、のびのびと楽しんでほしいなあ。
 
 ちなみに、この時はほとんどノーマークで、マスコミは事前に騒ぐことが無かったと、記憶している。