雪の日本列島

 2月に入ってからの東海、関東、東北の太平洋側に降る雪は、何としつこいことか。
 
 山陰から能登半島、山形秋田青森と北上し、北海道に至る豪雪地帯に暮らす人々の大変さを、身を持って感じたり体感した人は、少なくなかっただろう。
 
 それにしても、東名高速の渋滞や碓氷峠などでの車の立ち往生は、いろいろ考えさせられる。
 
 気象予報で、積雪が心配されるときは、物流や仕事関係の人は別にしてスキーなどを楽しみに出かける予定のある人々は、外出を避けるわけにはいかないのかな。
 
 私の体験では、積雪20センチ以上でも、ノーマルタイヤで出かけ立ち往生して、道路を占拠するような車に通行を妨害されたことが多々ある。
 
 幸い、大きな事故にはならないで済んだケースばかりだが、混雑した道路を脱出するのに、数時間を費やしたことが2,3度あるのだ。
 
  ノーマルタイヤの車の人は、大勢の人たちに迷惑をかけていることには一切触れず、自分の車の心配ばかりをしていた。今回もこんな輩が、渋滞を引き起こしていたとすれば、いよいよ雪道の日は車に乗れなくなる。
 
 早く、雪の季節が終わって、温かい春の日差しを浴びたいものだ。