靖国問題

 ニュースでは、阿部首相以下、麻生、菅、岸田各大臣4人は8月15日に靖国神社の参拝をしない旨を決め、中国に非公式に伝えたとか。
 
 まず、靖国神社は維新後の日清戦争日露戦争大東亜戦争などで大切な命を国にささげた英霊を祀るところである。
 
 これらの人々の尊い命の礎のもとに、今日の日本の繁栄があることを、我々は忘れてはならないと思う。
 
 国民を代表して、総理大臣以下、各主要ポストの責任者である大臣が終戦の日である8月15日に参拝することは、しごく当たり前のことである。
 
 まして、外国(中国や韓国)にこのことを、非公式であれ伝えたなど、言語道断と言わざるを得ない。
 
 第一に、この問題は我が国の国内問題であり、外国がとやかくいうことではないのである。
 特に、何事につけ、それは内政干渉だと騒ぐ、中国が我が国の国内方針へ茶々を入れてくるなんてことは、どう考えてもおかしいのではないか。
 
 先の衆議院選挙、今度の参議院選挙と与党の勝利に終わったが、中国や韓国は日本の右傾化に高い関心を持ったとか、マスコミが伝えている。
 
 軍事費がわずかに増えても、日本の軍事費の拡大を警戒するなど、自分の国の何年にもわたる軍事費拡大は棚に上げて騒ぐ。
 
 近隣外国と対話を重ねて平和裏に事を運ぶことには、誰も異論がないところだが、内政干渉はする、軍事費のわずかな増加にも神経をとがらせてブレーキをかけようとする。この姿勢はいかがなものか。
 
 日本の政治家は、毅然とした態度で外国のクレームは、無視して靖国参拝を実行してほしかった。
 
 とくに、阿部首相は第1期阿部内閣のとき、これを実行できなかったことが痛恨の極みだったのではないのか。
 
 もともと、閣僚の靖国参拝は昭和の時代、朝日新聞がこの件を中国政府に伝えるまでは、誰も騒がなかった。
 朝日からご忠信を受けて、中国が日本政府にクレームをつけたことが、この問題をややこしくしている。
 
 売国的なメディアは、閣僚が個人の資格で参拝しても騒ぎたてる。
 
 もう一度言う。日本国、日本人民のために命を犠牲にした英霊に、哀悼の意思を示すための靖国参拝は、どんな形でもよい。我が国を代表する閣僚や国会議員は大手を振って参拝してほしい。