パワースポット(2)
大分県は国東半島の中央部、両子寺を紹介します。
両子寺は養老2年(718年)僧仁門による開基と言われています。
その総称を「六郷満山」と呼んでいます。
両子寺は六郷満山の中山本寺で、天台密教の僧や信者たちの修行の中心地として栄えました。
境内は鬱蒼とした森に囲まれ、古木がいたるところで歴史の古さを物語ってくれます。
その中で、岩に張り付いた「岩張もみじ」がパワースポットとして有名。
境内を散策するだけで、霊域にわが身が存在しているという実感を味わうことができるのです。
次が、この両子寺に割合近いところにある「文殊仙寺」
国東半島の中央部にそびえる文殊山(617m)の中腹にある古刹です。
ここでは、お堂の脇からこんこんとわき出る「知恵の水」が有名で、受験生などが知恵を授かりにおとずれるのです。
”3人寄れば文殊の知恵”という言葉は、ここが発祥の地と言われます。
日本3大文殊のひとつ。
宇佐市に入りけんどう2号を農業文化公園の方に向かうと、道脇に佐田京石が見えてきます。
環状列石(ストーンサークル)ドルメン(支石墓)などであろうと研究者は云っています。
そのほか、水田の中に傾いた石柱である「こしき岩」などもあり、学者によれば古代の祭祇場で、列石は鳥居の原型ではなかろうか?と。
いずれにしても、その場に立てば霊験あらたかな雰囲気に圧倒されるでしょう。
まだまだ、パワースポットはたくさんあるのですが、今回はこのあたりで・・・。