お家騒動

 公務員改革、憲法問題、地方分権などで、私の考えは「みんなの党」に近い。
 
 結党して数年がたち、その間に何度か、衆参の国政選挙があったが、このところ、みんなの党の伸び悩みが顕著である。
 
 原因は、この党を立ち上げた党首の姿勢に問題がありそうな気がしてならない。
 
 健全野党として、巨大与党に対峠してゆく事ができる勢力にするには、どうしても、意見、政策が近い他の野党との協力体制が必要である。
 
 ところが、現党首は今の個人商店のままで、小異を捨ててという気分にはなれないらしく、選挙協力もうまくいってないと思わざるを得ない。
 
 今回の参議院選挙で、野党はどこも少数野党と化し、このままいけば巨大与党が余裕を持って国政を運営していけるであろう。
 
 野党が異議を唱えても、いつも負け犬の遠吠えで、歯牙にもかけないゆとりを持ってことが進んで行くに違いない。
 
 ここは、現党首がいつまでも個人商店主の座にしがみついているという構図をどこかで払しょくする必要があるのではなかろうか。
 
 第一、今の”店主”は創業者という立場から党員が遠慮している様子もうかがえるが、私に言わせれば演説が下手糞だ。
 
 政治家の生命線とも云える、弁舌の巧みさ、説得力からかんがみて、適任と思われるのは、現番頭の江○○司氏であろう。
 
 この人の場合は、TVの討論会を見ていても、どんな他党の大物と同席していても、堂々と持論を展開でき、個人商店を大会社へと脱皮させる能力が大いにあると思われる。
 
 そろそろ、店主の座を番頭に譲渡し、国民ガ納得できる政党として、巨大与党に対峠できる政党に成長してほしいものだ。