北総線の運賃

 北総線の運賃が高すぎるということで、十数名の利用者が運賃設定に疑問を呈して訴訟を起していたが、今日、裁判所の判断が下された。
 
 結果は、私が想像したとおり。
 
 つまり、運賃の設定に関しての手続きに問題点は無いということで、原告は敗訴。
 
 それにしても、北総線の運賃は高い。となり駅に行くため切符を買うと300円近くが必要だ。
 ふつうなら100円台じゃあないのかな。
 
 千葉二ュータウンの開発が、バブルの崩壊で思ったとおりの人々が移り住まない。そこで、電車の利用者が少なくて、採算面からこの高い運賃を設定する必要がある。というのが鉄道会社の言い分なのだろうか。
 
 私が聴くところでは、北総線の運賃が高いから、ニュータウン方面に生活の本拠地を構えるのは控えたいという声も聴こえてくる。
 
 すると、いつまでたっても沿線付近の人口増は実現しない。
 
 ここは、当初の赤字は覚悟の上、運賃を他の路線と同じレベルにして、人口を増やすことへの働きかけをする。
 
 人口が増加すれば、北総線の利用者増につながり、悪循環が断ち切られるのじゃないかな。なんて、素人なりの考えがよぎる。