九重氷の祭典

 天気予報では、今日は朝から好天気で気温が上がるとのこと。
 
 久しぶりに九重に出かけた。
 
 TVや新聞で盛んにPRしている”九重氷の祭典”を見るためだ。
 
 標高1000メートルもあるのに、気温は12度。
 
 会場に着いてみると、福岡ナンバーや熊本の車がたくさん駐車場に集まっている。
 
 会場には、3メートルほどの招き猫やヒメダルマの雪像。近くのホテルのシェフが作った氷の彫刻がいろいろ飾られていた。
 
 気温が高いので、彫刻の下からポタポタと溶けた滴が落ちている。
 
 せっかくの力作は、かなりの部分が解けていて無残な状態。
 
 それでも遠来の観光客は、感心して彫像の写真を撮ったりして楽しんでいる。
 
 主催者も立春の前にこんなに気温が高い日が訪れることは、想像できなかったのだろう。
 
 この祭典は明日も行なわれるらしいが、冷え込みは期待できそうに無い。
 
 自然を相手の催しの難しさを思い知らされた。