煙霧

 所用で北九州市へ出かけた。
 
 今日は朝から快晴で、放射冷却による冷え込みはあったものの、9時をすぎて気温はグングン上昇。
 
 目的地が近づくにつれ、空の霞み方がどんどんひどくなる。
 
 九州を襲う大陸からの黄砂は、まだ少し先のはずだと想い友人にTELすると、これは”煙霧”と言う現象なのだという。
 
 乾燥した空気で埃が舞い上がり、大陸からの西風に乗って空気を汚すらしい。
 
 この大陸からの西風が問題である。
 
 このところ、中国の大気汚染のニュースが、TVや新聞で報道され、かなりの有害物質が混在しているとか。
 
 ペキン市などでは防毒マスクも売れているらしい。
 
西で発生した有害物質を含んだ季節風。それをまともに受ける東の地域。当然韓国や九州はまともにその洗礼を受ける。
 
 気管支喘息や発ガンの原因物質が大量に含まれていて、人体にかなりのダメージを与えるのだそうだ。
 
 有害物質の大きさが、無茶苦茶小さくて体内に取り込むのを防ぎようが無いとか。
 
 働き盛りの若者や子ども、妊婦の皆さん、マスクなどでは防ぐことは出来ないのだろうが、何とか知恵を働かせて危険回避して欲しい。