日本維新の党の言動には呆れるばかりだ！

　日本維新の党の代表片山寅之助と馬場幹事長が、駐日ロシア大使へ謝罪したとニュースはつたえている。

　もちろん、先日、党から除名された丸山穂高議員の発言についてである。

丸山議員は、島を取り返すためにロシアに宣戦布告しろ。と、迫ったわけではない。

今のままだと永遠に取り返せない。取り返すためには戦争も考えねばだめなのでは？と言ったと言うことであろう。

　戦争するなんて言ってはいないし、戦争も考えねばということは、そもそもソ連が北方領土を日本から略奪したいきさつから出た自然な発想なのではないか。

　古来からの日本の領土である、北方４島は日本が一番苦しいとき、不可侵条約を結んでいたにも拘らず日本に宣戦布告をして進軍してきたソ連に略奪されたと言ういきさつがある。

　つまり、戦争を仕掛けて盗み取ったのはソ連(今のロシア）ではないか。

そんな国へ一議員が発言したからと、謝罪に出向く神経が理解できない。

　私はどちらかというと、憲法改正の姿勢などでは公明よりはるかに維新の方をかっている。日ごろの馬場幹事長の発言にも同調することは多い。

　だが、今回の日本維新の行動は、私を大きく失望させた。

領土を盗み取り、誤るのはロシアの方ではないか。こんな政治家には日本は任せられないと、つくづく思ってしまう。