福岡高裁那覇支部、孔子廟の無償使用を認めず


 世界的に中国の孔子廟の設置に関する疑惑が広がり、アメリカなどでは廃止の動きが活発になっているという。

 沖縄県那覇市孔子廟については、元翁長氏が那覇の市長時代に那覇市内の公園に孔子廟を設置することを許可し、無償で使用することを決めた。

 これが政教分離に反するのではないかと、市内の91歳の人が異議を唱え裁判になった。
 沖縄地裁は、政教分離の建前から違憲であることを認める判決を出した。

 これが高裁へとっ控訴されての判決である。
福岡高裁那覇支部は、地裁の判決を支持して違憲であることを認めた。

 中国の孔子廟については、日本の各地に設置され、そこが中国社会の日本の中国化への拠点となっていることが問題視されて久しい。

 日本政府は中国との軋轢を恐れたのか、見て見ぬふりを決め込み中国人が大手を振り日本の情勢を探り本国へ知らせる。まさに中国スパイの拠点になっていたことは否めない。

 今度の那覇支部の判決は、無償で使用することは憲法違反だとする判決は出したが、すぐに撤去しろなどとは言ってない。

 むしろ、日本国のためにならないこのような施設はすぐにでも撤去の命令を出して欲しいものだ。