村山内閣が誕生したときも驚いたが…。


 戦中生まれの私、日本の近代史は明治、大正の政治家たちの葛藤を中心に学んで育った様な気がしている。

 そして、戦後の政治を中心とした歴史は、吉田内閣と鳩山一郎氏の確執、日本社会党やその右派・左派への分裂などの結果55年体制と言われる長い自民党政治の下で成長した。

 細川内閣が誕生し、自民党が野に下ったとき、野党としての悲哀を強烈な想いで耐えたのであろう。
 その後はなりふり構わない政権の構図が日本中へ蔓延したと思っている。

 そして、自民党社会党、さきがけの”自社さ連立内閣”が誕生した。
この時、私はコペルニクスの地動説並みの驚愕を受けた。

 そして耐性が私自身について、最近ではあまり動揺しないようになっていた。

前置きが長くなったが、大阪都構想が絡む知事と市長のダブル選挙のことである。
何と、自民党共産党が共闘すると言うではないか。そう言えば、都知事選でもあったかなあ・・。

 今の政界は理念や信念はどこかに置いてけぼり。
勝てば官軍(?)なのか。私はまたまたついて行けそうに無くなってくる。