夕方のニュースを観ながら


 ベトナムハノイから米国の大統領専用機が飛び立っていく映像を観ながら、私は今回のトランプ氏は冷静に交渉を行ったな、との感想を持った。

 北朝鮮が核を放棄するはずが無いし、ひたすら経済制裁の解除を求める虫の良い要望のために金ジョンウンは長時間の汽車旅行を行った。ということだ。

 トランプのことだから、どこかで個人的な栄誉や再選の道筋をつけるためのパフオーマンスを行うのではないかと、心配していたが彼にしては冷静な対応ができたのではないか。

 ジョンウンの要求通りに完全な制裁解除などに譲歩すれば、トランプは世界中の笑われ者になっていたかもしれない。会談は決裂と言う最も望ましい形で落ち着いたと言うことだ。

 ただし、油断はならない。
北朝鮮が経済的に追い込まれていることは確かだ。
次に打つ手は、シナと南朝鮮へ秋波を送ることではなかろうか。

 それを喜ぶのが文在寅という、世界平和などどうでもよいと考える男だろう。

 国連の決議に違反して、北への援助を行うために”瀬取り”などが活発になるかもしれない。

 日米を機軸とした、半島への監視体制の強化が必要になる。
EU諸国やオ-ストラリア、カナダやアジアの友好国とも協力体制をとり、厳しい監視の目を光らせて欲しい。、