論点ずらしもほどほどにせよ!


 韓国軍は、日本の哨戒機の映像公開と、何やら良く分からない写真を発表した。
何かポールみたいなものの横を飛んでいる哨戒機(?)

 肝心の海が写ってないので、これで高度が60メートルなどと言われても、訳が分からない。

 仮に60メートルと言う超低空飛行であれば、海面の状態は激しい波しぶきで大変な様子が伝わってくるはずだ。
 ヘリコプターが着陸するときの様子を想像すれば良い。

 その時の風圧はもの凄くて、瞬時に状況が伝わってくるはずなのだが写真での様子は至って穏やかだ。

 レーダーでの写真と言うのも怪しさ満点だ。
韓国国民へのアピールのためであれば、バカな国民を騙すこともできるかもしれない。
 この問題の本質は、先に韓国の駆逐艦が日本のEEZ内でP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したこと。
 なぜこの海域に韓国軍の船と警備艇が居て、北朝鮮の舟らしきものが海面に漂っていたのか。これらの船は何をしていたのかという点だ。

 いつの間にか、この問題の焦点をぼやけさせて、韓国はひたすら日本が悪い。日本は無礼だ。艦艇の脅威となる低空飛行をしたと、論点をずらしてしまっている。

 これは韓国の得意技の一つだそうで、初めに威圧的な言葉を吐き、周囲の者たちへ宣伝をして自分たちの見方を増やす。その次に論点ずらしを行い自分たちのペースに巻き込むとか、夕方のテレビ(フジ)が言ってた。

 ああ、国家ぐるみでこの手を使ったのかと、思わず合点してしまった。
少なくとも、論点ずらしは本当だと思う。私もこの成り行きを見ていてはっきりとそう思えて、防衛相の談話が歯がゆくてならなかった。

 ただ、韓国が自分たちの主張を通そうと、もがけばもがくほど矛盾点が際立ち窮地に陥っていく様子も伝わってくる。

 日本政府は、一切の妥協をせずに、次の手を考え行動に移してもらいたい。