久々、我が家で迎えた日曜日の朝


 このところ、週末は飯田高原へ出かけるのが当たり前のように、あちらで日曜日の朝を迎えていた。

 私の暮らす高田の街は、沿岸部なのにとても寒い地域だ。
それでも、飯田での氷点下の朝とはかなり違う。

 気温は5~7度くらいで推移して、この時期は霜も凍りも無関係で過ごせる。

 大きく違うのは、パソコンが使えることだ。それにテレビからの情報もほとんど入ってくる。今朝は早速7時半からのフジテレビの情報番組にチャンネルを合わせた。

 内容は取り立てて目を引くものは無かったが、飯田高原では全く観ることができない。

 それでも飯田では、まわりを自然が取り囲み、こうして自宅でPCに向かっていると、また、高原が私を誘っているようで落ち着かない。

 昨日から、家内は里の「もみじまつり」の手伝いのため、50キロの道を行き来している。人口が激減している里では、小さなイベントでも人手が足りない。その上お客さんを呼ぶための簡単な露店を出すのだが、店に並べる品物がない。

 里の義弟夫婦は、家内の手助けを待ち望んでいて、こちらから祭り前になんどか店に展示する品物を運んだ。そんな時は私も”枯れ木”の一部として運転や荷物運びの協力をする。

 先日私たちが運んだ15キロほどのもち米で、モチを突いて祭り用のぜんざいをつくったらしい。私にも食べにこないかとお誘いがあったのだが、糖尿病の私にはぜんざいは禁止の食べものだ。

 やんわりと断って、昨日、今日と留守番をしている。
たまには、こんな日も良いなあ、と、家の中でゴロゴロする時間を楽しんでいるゲンゴロウであります。