久しぶりの「そこまで言って委員会NP」


 この番組は「たかじん」氏の逝去とともに、冠がとれてNPが加わった。

 それ以来、スカッとする意見は影を潜め、扱われる内容も当たり障りのないつまらないものになったと思っている。

 しかし、テレビをあまり見ない私が唯一毎週チェックする番組はこれ一つで、中身が詰まらなくても一応録画だけは続けてきた。

 今週の中身は、11月11日にかこつけて、1が並ぶ出来事や記念日を特集したもの(?)であった。

 アメリカの中間選挙とか安倍首相の提案する外交や入国管理法など改正の重要なことも話題に挙げられていた。

 私が最も注目したのは、韓国最高裁新日鉄住金への徴用工の訴訟問題。
これには、大阪府立大学大学院教授の朴イル氏がゲストに招かれ、いつものメンバーとの討論を通じて感想を述べる。このようなものであった記憶している。(私は一度しか見ない時は、すぐに記憶が飛んで、もう一度見直しをしないとダメな人間なので、すこしは記憶違いが出るかもしれない。だが、これから私用を済ませるために外出だ。そこで、この討論の感想だけ書かしていただくことにする)

 コメンテーターはいつもの前東京新聞論説委員長谷川幸弘氏、元横浜市長の中田氏、外交評論家の宮家氏、作家の金美レイ氏、明治天皇の玄孫竹田つねやす氏などである。

 出演者全員の意見は、韓国の異常性、1965年の日韓基本条約で終わっていたことを、現政権が蒸し返したことへの批判などが語られた。

 それに対して、韓国側を代表して(?)朴イル教授が意見を言う。こんな構図のやりとりであった。
 朴さんは、全てにおいて苦しそうな弁解を続ける。すこしでも可笑しなこと、矛盾点があれば、すかさずコメンテーターから厳しい意見が飛ぶ。

 なんだか、途中で朴さんが可哀そうになる。
元々韓国の要求が世界の常識から大きくかけ離れているだけに、正論を吐こうものなら普通の感覚の人であれば、誰でも韓国の無茶ぶりは否定できない。

 朴さんは、在日の間でも、韓国へ行ってもかなり苦しい立場が待っていることだろう。韓国人特有の火病患者が、朴さんを攻め立てる。こんなことを想像しながらテレビ画面を見つめた。

 終了時には、朴さんは本音を小さく口にして会場を去った。
つまり、彼も韓国の要求が間違っていることを認めたのである。

 それなのに、日本の弁護士や一部の人間が、韓国最高裁の結論を支持する動きが出ている。ブロともさんの記事では、共産党の志位委員長のところまで出かけて,支援をお願いしたようだ。

 こいつらは、ほんとの日本人なのかと言いたい。