人権、人権と騒ぐ日本の似非・リベラルは、なぜ騒がない?


 米共和党のルビオ上院議員民主党のスミス下院議員は10日、米議会で記者会見し、中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族に対して「空前の弾圧」を行っていると非難し、トランプ政権に中国指導部に対する経済制裁などの強力な対抗措置をとるよう促す法案を提出すると発表した。

 これは、昨夜の産経ニュースで報じられた記事からの引用である。

 今、アメリカと中国の貿易戦争は、引くに引けない泥沼にはまりかけている。これがさらにヒートアップすれば、経済だけにとどまらず力による衝突は免れない事態に発展するかもしれない。

 人権をことのほか重んじる欧州の国々は、中国への非難の声を挙げてもおかしくないのだが、力のバランスからか、このことに関しては口を閉ざしたままだ。

 チベットウイグル自治区での目に余る人権侵害が、私のような情報弱者の耳にも伝わってくるのに、日ごろから何かあると、「ヘイトだ」「人権を踏みにじる行為だ」と騒ぐ日本人の一部も、こと中国や朝鮮の恥部が話題になると、約束事のように口をつぐむ。

 ウイグル自治区でどんなことが行われているのかに触れるのは、あまりにもおぞましくて私の身体の内部までが汚染されそうになる。

 中国は、この一番の弱みを突かれると、「根拠がない」「内政干渉」だと必死で否定しょうとするが、外国へ脱出したチベットウイグルの人々の証言は、世界中に広がっている。

 一番に声を挙げてもおかしくない、自称リベラルと言われる人たちの姿勢はどう考えてもおかしいのではないか。彼らが声を挙げ、マスコミが後押しをして中国などを糾弾すれば、民主主義を重んじる日本人の多くがその行為を支持するだろう。

 低支持率にあえぐ、左派野党の皆さん。今がチャンスだと思います。
中国糾弾の大声を上げましょう。その次の世論調査が楽しみですよ!