文在寅の国連演説、 「国際社会が北朝鮮の努力に応える番だ」


 新聞を購読していない私は、どうしても、新しい情報はテレビやネットに依存してしまう。

 今朝のテレビの民放は、貴乃花親方の進退問題、中国の美人女優の失踪(?)、元モーニング娘の飲酒ひき逃げ事件などなどを伝えていた。(8時過ぎあたりかな?)

 どれもこれもバカバカしいので、OFFして静かな雰囲気の部屋にした。隣の部屋では奥方がスヤスヤと寝息を立てて、就寝中だ。

 テレビでの情報は見る気がしないので、PCを開いて新聞記事はどうなっているかを探る。どうしても一番に”産経ニュース”を開く。その中で今日のタイトル、文在寅の訳の分からない国連での主張の記事を見つけた。

 記事によると、韓国の文在寅大統領が26日、国連総会の一般討論演説に臨んだ。北朝鮮の金ジョンウン委員長が非核化に向けて積極的に取り組んでいると評価した上で、「今度は、国際社会が北朝鮮の新たな決断と努力に前向きに応える番だ」と述べ、各国が非核化を後押ししていくべきだと訴えた。(産経ニュースより)

 文在寅氏の北朝鮮へののめり込み方は、どんどん異常さを増していると思うのは私だけなのであろうか。

 一国の大統領ともなれば、先ず優先されるのは国民生活である。国内の経済政策、若者の失業対策、高齢化や弱者への福祉政策など、懸案事項は目白押しだろう。情報発信のやり方、日本国民の関心(?)などからかもしれないが、」韓国から発信される情報は、大統領が北朝鮮を3度目の訪問だとか、非核化をどう話し合ったなどのニュースばかりである。

 話し合うことはもちろん大切であるが、非核化を例にとれば、どう言う道筋で具体的にどのように進めるのか、その検証はどこまで行われるのかなどの話し合いと、その証拠を書面で交わすなどが行われてこそ、文さんの国連演説は説得力を持つ。

 ただ、北はこんな努力をしている。今度は国際社会がそれに応える番だ。などと言われても、これまで何度もウソをつきながら、核開発を進めてきた国のことである。

 国際社会がおいそれとは、文さんの言い分に乗るわけにはいかないのではないか。どうも、朝鮮民族に共通するのは、口で言い国際社会に向けて発信したことを、いとも簡単に反故にする。そんな独特の文化(?)があるのではないかと考えてしまう。そうだ、朴大統領の時の日韓合意なども、まさしくこの反故にする文化が当てはまるではないか。つまり、この民族とは口頭での約束は、無いにも等しいといえる。