北は「誠意見せた」 核完全廃棄へ米側にも譲歩求める…、文在寅


 韓国の文在寅大統領は13日、北朝鮮が核・ミサイル実験を中止し9日の軍事パレードで弾道ミサイルの登場を見合わせるなど「誠意」を見せたと、北朝鮮の立場を擁護するかのような発言をした。

 さらなる行動を求めるなら「米国が相応の措置をとるべきだ」という北朝鮮の思いが米朝交渉のこう着状態化の原因だとも指摘し、米側にも「相応の措置」などの譲歩を求める考えを示した。
 産経ニュース[激動・朝鮮半島](ソウル=桜井紀雄)より引用

 後は省略させていただいたが、韓国大統領の北朝鮮への”のめり込み方”は尋常ではないと感じた。

 まるで、北朝鮮のスポークスマンではないか。
北の核廃棄の交渉で、膠着化している原因は、6月の米朝首脳会談では、具体的な核廃絶の道筋が何一つ決められなかったことだ。

 文氏が言うように、核・ミサイル実験を中止し、軍事パレードで弾道ミサイルの登場を見合わせたくらいで、”誠意”を見せたことになるのか。
 
 いつまでにどれを廃棄するとか、IAEA(国際原子力機関)の査察を受け入れ、核爆弾の貯蔵施設の査察、どのくらい核を持っていていつまでにそれを処分するとかを確約し、具体的な行動に移せば北の態度はいくらか信用することが出来るだろう。

 文在寅大統領は、誰でもできる表面的な口車を信用して、自分の手柄にしょうとしているのなら、とんでもなく軽々しい首脳だということになる。

  こんな人間の主張が信頼できるはずは無いと思うのは、私だけであろうか。