人権を踏みにじる国が牛耳る、国連人権理事会
米国のトランプ政権が、国連人権理事会からの離脱を決めた。
私は、前身の国連人権委員会での”クマラスワミ報告”での偏見に満ちた意見。朝日新聞が世界に振り撒いた「ウソの慰安婦問題」を何の検証もしないで参考にして、朝日が自ら”ウソ“を認め謝罪した後も、訂正を拒んだ行為などから、日本がこのような組織の一員であることに大きな不満を抱いていた。
2006年に人権委員会の問題点を整理し、新しく「国連人権理事会」として生まれ変わったらしいのだが、中国などを中心としたおよそ人権とは程遠い国々が主導する人権理事会。
人権を抑圧して、自国民にいわれのない罪を着せて投獄する。そんな国々が偏見に満ちた結論を出し、是正を勧告する。
こんな無意味、無見識な組織にわが国が、文句も言わず参加していることに納得がいかない。
今日の”産経抄”から少し引用させていただくが
▼2006年に設立された人権理は、慰安婦問題をめぐって日本を批判する、歴史戦の舞台として利用されてきた。例えば韓国の康京和外相はことし2月、人権理での演説で、15年の日韓合意は慰安婦問題の解決にとって不十分との認識を示したばかりである。問題の「最終かつ不可逆的な解決」を確認した合意を無視したに等しい。日本政府が抗議したのも当然だった。
▼その康氏が、紛争地域における性暴力の根絶に向けた「女性と共にするイニシアチブ(主導)」なる計画を発表した。韓国外務省から河野太郎外相に、慰安婦とは無関係、との説明があったそうだが、とても信用できない。
中略
康氏は新計画の発表前に、慰安婦問題を深刻な人権問題として国際社会に定着させる、との趣旨の発言も行っている。いすれ日本に刃を向けてくるだろう。
引用終わり
韓国は、慰安婦で玉を撃ち尽くしたと感じた後は、徴用工問題を新しい糾弾材料として、わが国から謝罪と賠償金を霞み取ろうと懸命だ。その裏で、ベトナム戦争時のライダイハンの問題などは無視する。このライダイハンの問題こそが、韓国の人権を踏みにじった性暴力の恥ずべき行為なのに。
このような、人権を平気で侵害する国々が主導する「人権理事会」にどうして日本が協力する必要があるのか。
日本の偏見に満ちた反日のマスコミにこんなことを期待すること自体が無意味なのかもしれないが…。