飯田高原の春

昨日から、飯田へ出かけた。
 GWも終わり、賑わっていた高原もウイークデーは、静かなものだった。
私は、糖尿病対策のため、昨年から天然の炭酸水を利用している。

 炭酸水で出したコーヒーは特に美味しい。仲間はご飯を炊くのも焼酎の水割りもすべて炭酸水を使うのだが、そうなると、しょっちゅう炭酸水を求めに飯田高原まで出かけなくてはならない。

 私たち夫婦は、飲料水、緑茶、コーヒーなどだけの使用だが、一度に30ℓほど購入して帰ると、2週間で無くなる。
 家内は便秘対策で、飲んでいるがこれが良く効くらしい。
私の糖尿病は、効果があるのかどうか、分からない。ただ、指先などが壊死した人で、壊死が良くなった例はかなりあるらしい。

 昨日、いつもの所へ汲みに行くと、そこの店(?)の人が「今日はNHKが取材にやってきて、朝から夕方までかかり撮影やインタビューを行いました」という
 6月4日に朝の番組「アサイチ」で放送されるとか。

 興味ある人は、御一覧ください。

 ところで、飯田の春は、寒いところだけに毎年遅い。ようやく、霜が降りなくなり田畑での農家の人の忙しそうな作業で、ああ、ここにも春が来たのだなあ、と、実感できる。
 友人の家では、裏の林にフクロウの子どもが巣立ちを迎えそうだから見に来てと連絡があった。
 巣の中では2羽のフクロウの子どもが、巣から出たり羽を広げたり、盛んに巣立ちの練習をしていた。白いふかふかの毛が生えそろい、とても可愛い。親は人間に姿を見せずにどこかで巣立ちを見ているのだろう。

 この時期の寒暖差は大きく、日中は24度くらいまで気温が上がるが、夜から朝にかけては4度くらいで、まだ、ストーブが必要だ。
 もう少し、温かさが安定してくると、「ミヤマキリシマ」というつつじの仲間の開花が始まる。

 山はピンクに染まり、それを見物に方々から観光客が訪れる。
待ちに待った春が、ようやく飯田高原にもやってきたと、喜びをかみしめながら山を降りることにした。