芸能ニュース舞台裏…問われるアナウンサーの力量???


平昌オリンピックの放送をめぐっては、NHK桑子真帆アナ(30)が開会式を閉会式と言い間違えたり、TBSの石井大裕アナ(32)がスピードスケート女子500メートル金メダリスト、小平奈緒(31)のインタビューで「まさに獣のような滑り」と表現し「女性に対して失礼」などの異論が噴出した。

「首をひねったのは、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんの見識。ブログで『明らかに不適切な表現』とし、このシーンを使わないように注文を付けました。言葉のプロですから、不適切と決めつけないでもよかったのでは」とウエブサイト記者はやんわりと皮肉る。

 TBSアナの発言が炎上するのは無理もないが、「鳥越さんのお蔵入りを求める発言で、今後、放送で使いにくくなるのは確かでしょうね」(前出・ウエブサイト記者)

 今月19日、時事通信が死亡記事の誤報という大失態を犯した。誤報されたのは、俳人文化功労者金子兜太さん(20日死去、享年98)。氏の作品にこんな名句がある。
 [野獣の声の少女らたちまち春の海へ]

 これは、今朝のヤフーニュース
ZakZakからの、引用である。

 この件は、テレビのニュースやネットで話題になり、私も知ってはいたが、大して問題視はしなかった。
 いくらプロのアナウンサーだとしても、読み間違い、言い間違いはあるだろう。人間の行為であるから、それに一つ一つ目くじらを立てても仕方がない。
 なんだか、いつも重箱の隅をほじくりながら、失態はないか、ミスしてはいないかと、荒探しをする輩が存在することを、想像するとそのほうが嫌な気分になる。

 比喩が悪いと、文句が出るかもしれないが、こんな態度は国会で延々と挙げ足とりの質問を続ける反日の野党と同じではないか。
そういえば、都知事選以来あまりメディアに顔を見せない「鳥越俊太郎」が久々に、この問題で愚かさをご披露してくれている。

 相変わらずで、都知事選ではいいことなしに惨敗した反省など、全くしていないことが良く分かった。

 ところで、本題に戻るが、プロだろうと、そうでないにしろ、人間にミスはつきものである。あたしの地元のNHKのニュースでも「地下水」を「ちかみず」と読んだ若手のアナがいた。
 今朝の民放では、女優の夏木マリさんの特集を放映していたが、ここで、夏木さんの歌が披露されていた。その中にも”女豹”という言葉が入っていた。
石井アナの「まさに獣のような滑り」という表現は、最大の褒め言葉であり、それを不適切と決めつけると、言葉の表現域が狭くなり、そのアナウンサー独特の口調に魅力が薄れるのではいか。もちろん、人格を否定したり、はっきりと分かる差別発言は慎むべきだ。
 
 差別用語と言えば、昔、美空ひばりの名曲で「波止場だよ お父っあん」というのがあったが、いつ頃からか全く歌われなくなった。それは一番の歌詞に「年はとってもメクラでも・・・」という部分の”メクラ”が差別用語に当たるからだと、ずいぶん後で知った。
 そのとき、あ~あ、世の中随分堅苦しくなるのだなあと、嘆いたことを思い出す。
各言う私も、左目はほとんど見えなく、眼科医からはやがて右目もダメなるでしょうと、宣告を受けている。

 話が、それてしまった。