どんど焼きはどうなったのだろう?

日本の正月明けには、各地で”どんど焼き”が行われる。
地方によって、名称は様々で”どんと焼き”、”トンと焼き”などいろんな呼び方があるそうだ。
 さらに実施される日もまちまちで、新暦の1月15日、旧歴の同じ日など、決まった日に一斉に行うとは限らない。

 施設に入っている叔母の部屋からは、このどんど焼を見ることができるので、今年もこの季節がやってきたと喜ぶ。窓の外に広がる田んぼの真ん中に、大きな竹竿を立てて、2月10日に行う。
 昨日は、近所の農家の人々が小雨の中集まり、どんど焼きの準備に余念がなかったのだが、私たちが施設を去る頃には、小雨が強くなり「これでどんど焼きは出来るのだろうか」と、気になりながら帰宅した。

 叔母は、自分の部屋から見える、この様子を毎年楽しみにしていて、盛んに今夜は雨で中止かもしれないと、心配していた。

 無病息災、五穀豊穣を祈り、昨年初もうでした神社のお札などを焼却。子どもたちは家から持ち寄ったお餅を竹の先に突き刺して、焼いて食べる。
地域のささやかなお祭りだ。

 昨日、中止になったのであれば、今日実施するはずだが、外は朝から雪が降り続いている。
 我が家は、今年初めてのお餅つきだ。
出来上がったら、施設へ持参して、一緒に食べる。どんど焼きの話題もその時に出るだろう。