自民党の増長が始まった
これを見ていると、政府はどうも取りやすいところから、税金を集める。
いつの間にか、森林税の新設、たばこ税の増額などの検討を始めている。
その一方で、一度は国民の批判から無くなっていた、議員年金の復活の声がしてくる。
国民には、増税で経済的負担を科し、自分たちは身を切る改革などどこ吹く風。
このような、与党の思い上がりに一度お灸をすえようと、旧民主党政権が誕生したのではないか。
もちろん、自民党議員だけが、こう言った身勝手な計画を画策しているのではなかろうが、与党の姿勢に批判が集まるのは当然のことだ。
株価が上がり、経済の勢いが高まってきたことは否定できないが、庶民の暮らしには豊かさが戻ったという実感はない。
このような時こそ、国民の代表たる国会議員たちが、率先して襟を正す努力が必要だ。
議員年金を復活させる口実として、地方議員のなり手が無くなりつつあるという理屈は明らかに可笑しい。
都市に人口が集中する中、地方が疲弊するのは当たり前の現象だ。
地方創生などの掛け声から、地方の方でもかなり活性化と人口減少の歯止めをいかにして行うか、努力している自治体が増えている。
議員年金を復活させなくても、国民は自分たちの為に汗を流す身近な人の存在を無視したりはしない。
議員年金を復活させるなんて声はすぐに引っ込めて、地に足がついた国会議員としての仕事をして欲しい。