ただ呆れるばかりだ!

 トランプアメリカ合衆国大統領は、2泊3日の日程を予定通りこなし、我が国から次の訪問国へと旅立った。
 トランプ氏には、ロシア問題だとか、アメリカ国内での支持率が下がるなど、マイナス要素もあるようだが、安倍総理との親密さを世界にアピール出来、日米同盟の絆の深さも示すことができた。
 
 安倍外交はここでも大きなプラス点を挙げたといえよう。
ところが次の訪問国である韓国では、一部の南北党一を謳う北寄りの国民が、プラカードを掲げ、トランプ大統領へ戦争反対やトランプ来るな!などのシュプレヒコールを挙げる。
 礼儀も何もあったものではない。
 
 夕食会では、元慰安婦(実は元売春婦)を出席させたり、竹島近海で獲れたエビに”独島エビ”とネーミングしてわざわざメニューに加えたりと、トランプ大統領のアジア歴訪の目的である、北朝鮮への対応や両国間に是正の問題があるFTAなどの懸案事項など忘れたかのような対応だ。
 
 日韓合意を無視して、我が国への敵意をあらわにする態度は、今、最も重視されるはずの日米韓の連携強化で対北朝鮮問題を片付けようとする気持ちがないのではないかと思わせてしまう。さらに我が国の感情を逆なでして、北朝鮮への圧力強化を本気で行おうとしているのか、理解できない。
 
 ムンゼイン大統領のそばで、苦虫をかみつぶしたような表情のトランプ氏から、この国は何がしたいのか、訳が分からないとの気持ちが伝わってくる。
 北朝鮮危機より、この際世界に慰安婦のことや竹島はうちの領土だと、この機会を利用して世界にアピールしょうとでも考えているのであろうか。
 
 日本はいつまでこんな国との付き合いをしなければならないのか。
官房長官は、懸命に怒りを抑えて記者会見に臨んでいたようだが、私は日本人の一人として、さっさと国交断絶を行ってくれれば少しは清々しそうな気持ちになった。