安倍総理、おめでとう

 マスメディアを筆頭に、左派系の政党、学者、評論家がかさにかかって、”安倍一強”を選挙で葬ろうとしたこの衆院選
 
 結果は、見事に安倍自民党の勝利(まだ、台風による投票箱の遅延で確定はしていないけど)が濃くなった。
 私は、連日のように国の行く末や、不穏な様相を日々濃くする国際情勢を無視して、やれ森友だ、加計学園だと実証も出来ないことに拘泥し続ける一派に、国民が鉄槌を喰らわせた。それが今度の衆院選だと思った。
 
 今までは、憲法の改正に封印をしたり、国防に関する話題が可笑しなくらい話題にならない選挙が繰り返されたが、今回は少し違ったようだ。
 Jアラートが鳴り響くと、実害もないのにそんなに騒ぐなとか、安倍政権はいたずらに危機をあおり立てるとか言って、政府批判をするマスコミや評論家たち。
 
 彼らが国民感情からいかにかけ離れた感覚でものを言っていたかが、実証された気になった。
 もちろん、消費税を10%にすることやその使い道、年金、福祉の問題なども国民が選択する上で重要な要因となったであろう。
 
 しかし、左派系の野党は、平和憲法を守ろう、モリ・加計問題はまだまだ追及したりない。消費税は上げない。財源は大企業への法人税を増額しょう、など、夢物語みたいでまるで現実を無視した言い分に、国民ははっきりと、ノ―を突きつけたということだろう。
 
 悪の総本山のように、マスコミや左派系の野党が安倍内閣を攻め続けたつもりであろうが、過去5年間の安倍政治が信任されて、その上、これからもこの国のかじ取りを、責任を持って行ってくださいという、国民の意思表示だと言ってよい。
 
これからは驕りを捨て、国民生活の安心、安全を念頭に置いて頑張っていただきたい。
 麻生政権の前は、一年ごとに総理大臣が変わり、何もできないまま国民の気持ちに鈍感な政治が繰り返された。それが麻生政権でピークに達し、国民は自民党や麻生総理にノ―を突きつけ、民主党に政権を譲った。
 
 それまで、口ぎれいなことばかりを並べ、実際の政治のかじ取りは素人のような民主党政権が出来たが、3年半で非現実的な政権では立ち行かなくなるということを、見事に実証してくれた。
 国民は3年半を無駄にするという大きな犠牲を払ったが、一見すると耳触りのよい政策に実現性がなければ、国民を不幸にするということをしっかり学んだのではないか。
 
 今の日本では安倍晋三氏に代われる宰相はいないと思う。当分安倍時代が続くことになるだろう。
 くれぐれも、2度目の総理に帰り咲いた時の初心を忘れずに、国民の方を向いたかじ取りをお願いしたいものだ。